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女子高の坂道[転載禁止]
[435]「集中連載エッセイ・時計」その3.掛け時計の[風防ガラス]


ゼンマイ式の時計は、専用の器具(いわばドライバー)を文字盤の穴に挿して巻いていたし、

じかに針を手で動かして時計合わせをする構造だったから、

文字盤には開閉自在のガラス扉がついていた。

ところが電池式が登場すると、針に手を触れるのはNGとなってしまった。
だから前面ガラスを開かなくして、従来の方法で針をいじられないようにしたのだ。

初期の頃は、底面の穴からツマミを出して、壁につけたまま調整ができるようにしていたのだが、

構造を簡単にするためにだろう、ツマミは裏面に移動した。

だから、時計合わせするには、いったん壁から降ろさければならなくなった。

不便になったわけだ。
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K012(fEhhVKgE)
19/11/28 22:08
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