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女子高の坂道2
[7]【12月29日】缶詰の悲しみ
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朝一番で猫エサ(ドライ・キャットフード)を出したら、底をついた。
あれ、次の袋がない。しまった。
アパートに置いてある備蓄をこちらに移送するのを忘れていた。
こんな時に限って、4匹もがおかわりを要求して居座る。そのまなざしが痛い。
仕方がない。
猫が食べそうなものは、イワシの蒲焼きの缶詰(もちろん人間用)しかここにはない。
パッカンと開けた瞬間、猫4匹のダンゴが出現した。
まさに「畜生道」に堕ちたもののタックル合戦だった。
人見知りの金猫さえ、イワシの1ピースをジャッカルして庭の隅に走り去った。
結局、ふた缶をまるまる提供し、
私は残ったタレだけで朝ご飯を食べた。
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ただいまリュックを背負って、猫エサを備蓄しているアパートへ向かっています。
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K012(fEhhVKgE)
19/12/29 12:35
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