MANWITHAMISSION

[2]ｱｶﾂｷ
春の匂いの切なさに、ふいに心が奪われる
僕はまだ泣けたんだ

桜舞い散る季節と云う、使い古されたフレーズ
でもヤケにはまるんだ

輝きあふれる出会いも、儚く告げられてく別れも、
風の中で微笑む
うたかたに消えてく夢も、それぞれは紡ぐ物語も
春の夜に溶けて行く

言わずじまいのその言葉、何がいわせずにいたのか
未だわからぬまま

四季が移ろい巡るように、歩みつつ思い出してもいい
振り絞るように呟いてた

希望が行き着く答えに、確かなものなどはないけれど
風の中で微笑む

変わらぬ自分を横目に、見上げた月の光も滲み、春の夜が溶けて行く

輝きあふれる出会いも、儚く告げられてく別れも、風の中で微笑む

うたかたに消えてく夢も、それぞれが紡ぐ物語も、春の夜に溶けて行く
Pixel(bitB4Zh2)
20/06/22 17:18

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